考え事をするときにたどる思考

 

何に困っているのか?をひとつだけPick

 

問題をブレイクダウン

5回なぜを繰り返す

極端な事例を考える

変数を削る

視覚化する

最終形から辿る

 

 

理想状態を数字で表す

例)1日6時間は何かやることに没頭している状態

 

対策を立てる

絶対に実行できる簡単なことから

 

問題は解決されたか?対策を評価するタスクをつくる

 

 

参考

 

 

 

 

短編習作のはじめかた

個人的なメモ

 

 

執筆コンセプトを決める

最初からすべてが完璧な作品を作ることは不可能

取り組む作品で、これだけは絶対に抑える、というポイントをきめる

キャラクターの内面なのか、景色描写に力をいれたいのか、など

面白いストーリーを要素分解(本当はいろいろつながっていて分解なぞ難しいのだが)したうえで、今回の習作では何を鍛えたいのか?

 

着想を得る

  • 既存作品の構造分解をして、別のかたちに昇華できないか考える(執筆コンセプトに沿いそうな作品をブクログやらなんやらから漁る)
  • 図書館、本屋へ赴き、きになった本をぱらぱら
  • NHKドキュメンタリー
  • 世界史ノート
  • 過去のアイデアめも

変にアイデアにこだわるよりも、期限を決めて、少しでもいけそうだったり気に入ったテーマがあればそこにbetするのがよさげ

 

テーマをdigる

基本的には一週間を目安に、着想で得たテーマに関連しそうな資料を漁る

目的は、テーマに関する肌感覚を身につけること

類似しそうな作品を見たりしてヒントをもらうのもよさそう

 

物語構想

登場人物ベースで。何が目的なのか?何が起きると困るのか?

何が嫌で、何が信念?それはどんな過去から培われたもの?

既存作品の構造だけ真似して書く 

つまったらこれをやってみよう

イデアのための13の質問

『 コンセプトのつくり方』

『イシューからはじめよ』

より

  1. 逆にいうとどうなる?
  2. さらに突き詰めるとどうなる?極端な例だと?
  3. 悪いことを「絶対に避けられない真実だ」と仮定するとどうなる?
  4. 立場をずらすとどうなる?(友人、夫婦、同僚、敵)
  5. 「自分も悪いことをしている」と仮定すると?
  6. 複数の悪いこと、良いことが同時に起こるとしたらどうなる?
  7. 時期をずらしたら?(来年、去年、朝、夜、死ぬ直前、幼少期)
  8. ドラマ・小説・映画・アニメ・ゲーム・音楽など、他のものに例えるなら?
  9. 視覚化すると?
  10. 最終形から考えてみると?
  11. いらないものを全て削ってみると?

 

プロット

4コマ漫画をイメージするとよい?

 

10年後を見据えて

ちょっと最近焦ってしまいがちになったので。

 

 

とにかく続けること

10年続けられれればなんだって財産になる

より正しいやり方なんてそのうち見つけられるもの、続けてさえいれば。

 

創作を楽しみ続けること、ずっと発表し続けること

こちらの記事が本当に「もっとも大事なこと」を書いてくれているので、忘れないように

もっとも大事なこと (noteのはじめかた)|深津 貴之 (fladdict)|note

名文や超大作を仕上げようとして、手が止まってしまうくらいなら、駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に世に出しましょう。

短い文章、下手な文章、ラクガキ、そういったものを恐れて手をとめる必要は何もありません。楽しんで発表し続けてさえいれば、そのうちなんとかなるのです。表現力もファンも、あとから十分ついてきます。 

 

最初から完璧にやろうとしない

少し上とかぶるけど、大事なことなので。

取り組むプロジェクトでは、本当にこれだけは達成したいポイントだけを満たすことを目指し、とにかく完成させる

 

目の前のことを、一個ずつ

向かっている先を確認するのは大切だけど、見つめすぎるとその遠さに途方がくれてしまう。

手を動かすときは、目の前のことをひとつずつひとつずつクリアしていくことを考えよう

 

自分の特徴をよく理解しよう

できないこと、苦手なことを悔やむのではなく、それを前提とした戦い方を考える。

今すべきと信じていることしかできない

本当にできない。無理やりやろうとすると体が動かなくなってわけもわからず泣く。

実績づくりなど自分のための結果にコミットできない

資格試験とか、入試の結果とかに、本当に熱意を持てない

学ぶ過程で得られるものが目的であり、それを得たと思ってしまったら試験のためには頑張れない

どんなにそれが将来の自分にプラスになるとわかっていても

 

世界史と建築の知識を結ぶ - 建築用語図鑑西洋編

最近建物を建てる過程について興味があり、世界史勉強中なのもあいまってこちらの本を読みました。図と共に建築の背景や歴史的経緯がわかって非常に入門として良い本だったと思います。

 

いつものように興味を引いた部分のメモを残していこうと思います。古い時代が好きなので、中世までの話が多め。

 

 

素材から建築材料や構造、工法がきまる

メソポタミアシュメール人は、土で日干しレンガを作っていた

 

エジプト神殿

壁構造(組石造)→柱・梁構造

カルナック神殿柱、ディテールの数は少ないので、柱の装飾にはこだわる。パピルスの蕾や花、ナツメヤシの葉など

カルナック神殿 - Wikipedia

方位、軸に重きを置く

アブシンベル神殿は、ラメセス二世の生まれた日と、王に即位した日、年に二日だけ、神殿の奥まで火の光が届き、冥界神プラタを除く三体の蔵を明るく照らすように設計。

 

ギリシア神殿

ギリシア神殿はもともと木造でつくられていた、パルテノン神殿は石造への変化を辿れる貴重なもの

オーダー: 柱を主役とする、床から軒までのワンセット

オーダー:唐草図鑑補足

ギリシア建築の三つのオーダー

ドーリス式、コリント式、イオニア式が主にあった

超わかりやすい!【ギリシャ建築】ヨーロッパを旅する前に知っておくべき知識│旅をする記

 

外観を特に重視

神像を安置するためのもの、人は入らない前提のため

モドゥルス

オーダーをもとにモドゥルスという単位長でつくられている、柱径を1モドゥルスとし柱間はその値の倍、または分数で構成するのが基本

比例関係で建物全体をつくっていく

シュンメトリアという

パルテノン神殿

円柱の精度は誤差0.01ミリ以下

すべて石造ではなく、小屋組みは木造、天井にも木が用いられていた

リファインメント - 人の感覚での美しさを重視

比例からつくられたが、リファインメントで人の感覚で美しく見えるように調整した。

本当の水平の時には人間の目には中央が下がっているように見えるので、中央部にあえてむくり(ふくらみ)をつける

 

ローマ建築

アーチとオーダーの融合 - オーダーの比例制約受け継ぐ

構造体の寸法はオーダーの比例制約を受ける。オーダーはアーチに張り付いており、通路や天井の高さを変えるとすべてのバランスを変える必要がある。

古代ローマの住居ドムス

必ずあったアトリウム、中央に水槽(インプルービアム)、天井には天窓(コンプルービアム)、ドムスは壁を共有して立ち並んでいたため窓はなく、採光はコンプルービアムから降り注ぐ光のみ

玄関、アトリウム、主人の部屋タブリヌム、中庭のあるペリスティウムが一直線上に配置、侵入者がいてもわかりやすく、富をみせつけやすい

ドムス - Wikipedia

古代ローマ時代は公共建築や浴場で都市に水が張り巡らされていた。整備が行き届いていないところでは雨水を生活用水

アトリウム

アトリウムには常に人が集った。椅子や調度品が置かれ、壁には植物や建築、人間の生活などを描いたポンペイ四様式と呼ばれる芸術的に優れた絵画

アトリウムは常に解放されていて、市民が集ったり、主人が客人を呼び会合を開いたりしていた。

どの住居にもアトリウムがあり、それを貫く軸があった

古代ギリシアの切石積のデメリット

古代ギリシアで用いられていた切石積、石は引張力に弱く柱梁構造に向いていないなどデメリットがあった

アーチ構造、ヴォールト、ドームの発明

そこでアーチ構造が発明された。一つ一つの石材が小さいので工事はラクに、アーチを筒状に連続させたヴォールト、アーチを回転させてできるドーム

ローマ様式|建築様式で楽しむホテル|ホテリスタ

ローマンコンクリート - 型さえあれば自由な形態

アーチ構造が大きく発展したころ出現した材料

火山性の土に石灰や割石、レンガくず、水を混ぜてつくられた

枠型さえつくれば形態が自由にできるコンクリートの特性が活躍、枠型にはもっぱらレンガ、そのまま枠型は外装に

装飾オーダー - オーダーは主構造から装飾へ

アーチとコンクリートが主構造となったため、オーダーが主構造である必要はなくなった。しかし、古代ローマの人々は建築美の観点ではオーダーがふさわしいとかんがえ、壁に装飾として張り付けてオーダーを使い始めたのが、装飾オーダー

 

キリスト教建築

古代ローマの多目的公共建築(会議や裁判など)=バシリカをベース

多神教であったギリシアやローマの神殿から一神教キリスト教神殿への転用

オーダーをスポリア

建築から部材をはぎとって再利用

ユダヤ教シナゴーグの影響を受けたクリアストーリー(高窓)

聖なる空間へ光が差し込む

サン=ピエトロ大聖堂

上記三つの特徴を持った初期キリスト建築

小屋組みは木造、ローマのバシリカはコンクリートのヴォールトだったが、構造的にオーダーの柱、梁は弱かったため軽い木を利用した

奥に行くほど重要なつくり、典礼行進などに適す

最も重要な場であったアプスは一番奥に鎮座し、ミサ典礼用にイエスの生涯を追体験する絵が上部半ドームに描かれる

 

集中堂式 - もう一つのキリスト教建築のベース

シリカのほかにキリスト教建築のベースとなったもの、洗礼堂などに適す

円形、八角形、正六角形、正方形などの平面を基本とし、中心にドーム、周囲にその他の要素を配置する求心性の高い教会堂。中心と高さの空間

 

ビザンツ様式 - バシリカ式と集中堂式の一体化

ペンデンディヴドーム

井澤式 建築士試験 比較暗記法 No.188 (西洋建築史のポイント) : TAC建築士講師室ブログ

pendentive

アヤ・ソフィア聖堂

6年かけた、ローマ皇帝ユスティニアヌスが発令し1万人もの労働者を雇用できた

壮大華麗だったが構造的には弱く、補修と補強を繰り返した

アヤソフィア - Wikipedia

 Hagia Sophia Mars 2013.jpg

ギリシア十字式 - ビザンツ建築のもう一つの様式 

短計(四角い)平面にドームが架けられた

サン・マルコ大聖堂

サン・マルコ寺院_PLAN

ビザンツ建築の特徴 - モザイクと柱頭

内部装飾のモザイク、下すぼまりの四角錐には飾りの彫刻が深く刻まれる柱頭

モザイク壁画 - 世界史の窓

 テオドラ皇后

 

プレ・ロマネスク

不安定な中世世界から一度文化が再興したカロリング・ルネサンスの時代

プレ・ロマネスクの背景 - ゲルマン文化とキリスト教文化の融合

北方ゲルマンの木造建築の伝統

http://csspcat8.ses.usp.ac.jp/lab/mizuhara/german.htm

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ビザンツ様式、初期キリスト教建築の影響

 

西構え(ヴェストヴェルク)によって進化したファサード

西構え(ヴェストヴェルク)という半独立の礼拝空間が西側に組み込まれ、二つの塔がそびえたつ。

シリカ式のファサードは印象の薄いものだったのが、重厚かつ威厳のあるものに。

この影響から後のロマネスク、ゴシック様式では塔が欠かせない要素になっていく

コルドヴァイ修道院のヴェストヴェルク

コルヴァイ - Wikipedia

 

ロマネスク

石造ヴォールトの導入

壁、天井が一体に。バシリカは天井は木造だった

オーダーから壁の建築へ移行 - 壁主体の構造へ

ギリシア神殿: 柱・梁構造、オーダー=構造

ローマ神殿: アーチ・コンクリートが主体に、オーダー=装飾

初期キリスト教建築: スポリアしたオーダーをバシリカに、オーダー=構造

ロマネスク: 壁そのもの=構造=装飾(石造ヴォールト天井)

ロマネスクは、ローマ建築からオーダーと装飾を取り去ったと言える

そのままだとただの壁なので、壁に彫刻を掘り、美しく分割

交差ヴォールト

トンネルヴォールト下部の壁構造が不要に、四点の下にピアを置けばよい

連続して架けることで、互いに横に広がろうとする推力を相殺できる

生涯一設計士・佐々木繁の日々:ゴシックを 成立させたものは 何か? 2 … "交差リブ・ヴォールト天井"は 奇跡的に細い 「組み立てる組積造」

 

 

ゴシック建築

聖堂建築が修道士のものではなく、都市の一般民衆のものに

尖塔アーチ

ロマネスクの半円より水平推力が小さい利点があり、さらに上昇する印象を与えてくれる

尖頭交差ヴォールト天井はゴシック様式

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フライング・バットレス

これにより壁を減らし、ピアも小さく、窓が大きく開けられるように

超わかりやすい!【ゴシック建築】ヨーロッパを旅する前に知っておくべき知識│旅をする記

ゴシック建築

壁面分節を円弧に

ロマネスクはアーチ隅もピアも直角で壁の厚みがそのまま見えてくるが、ゴシックで円弧を組み合わせることで壁の厚みが巧みに隠されるように

アミアン大聖堂

44年かかった

ノートルダム大聖堂 (アミアン) - Wikipedia

Cathédrale Notre-Dame d'Amiens-3420.jpg

 

イスラム宮殿、アルハンブラ宮殿

アルハンブラアラビア語で赤、石壁に大量の赤鉄が含まれている

獅子の中庭

124本の大理石の柱、中央にある噴水は12頭のライオンの口から水を流れて周囲の四ケ所へ流れる、昔は1時間ごとに順番に一頭ずつから水が流れる時計の役割

アルハンブラ宮殿 - Wikipedia

 

柱の梁から天井にかけての精密な彫刻、アラベスク模様はイスラム芸術の最高峰

 

ブルネレスキの透視図法発明

ウィトルウィウスの『建築書』

古代ローマに記されたギリシア・ローマの建築に関する唯一の建築書、建築の教科書的な役割に、比例関係について記述されている、ブルネレスキも比例を重視した

透視図法

奥行方向に向かう平行線はすべて地平線上の一点、消失点に集約される

奥行方向に均等に配置されたもの同士の距離は奥に行くにしたがって狭く見える

西欧人の空間認識、ベイ

透視図法の発明にかかわるもの

屋根の架構(交差ヴォールト)をを支える柱に囲まれたエリアをベイといい、ベイを連続させたものが建物であるという考え方が普及していた

 

二重らせん階段、シャンボール城

ダヴィンチの理想都市

ダヴィンチの理想都市の一部を実現させたもの?

ダヴィンチの『手稿』に書かれていた理想都市の記述

ペストの流行の原因、人口過密を解決するアイディア

道路の役割を立体的に二つに分け、地上に設置される道路は荷車や運搬車、地上3.6mの高さに設置されるもう一つの道路は住宅の二階客間に通じる、人々のためだけの道路

四階建て住居、四つの入り口と四つの階段を設け、かいだんをらせん状に設置することで各界の住戸に独立性を保ち、過密状態でも快適で衛生的な生活ができるとした。

シャンボール城の二重らせん階段

ルネサンスを代表する建築的偉業 シャンボール城 ロワール渓谷

Escalier double révolution Chambord

 

数的調和の美、パラーディオのヴェラ・ロトンダ

ロトンダ=屋根のある円形の広間

四面に全く同じ神殿正面モチーフが張り付き、対称性かつ求心性をもっている

厳格な図形の組み合わせにも関わらず、イオニア式の円柱が雰囲気をやわらげる

図面には非礼を示した数字が描きこまれている、宇宙の調和を示す理想と考えられていた正方形と円形を組み合わせた建築を実践、あまりにも素晴らしかったため、20世紀にいたるまで学びの対象に

 

フランスバロック

H形平面、弓形ペティメントを戴く窓、ドーマー窓を備えた急勾配の屋根

ヴォー・ル・ヴィコント城館

ヴォー=ル=ヴィコント城 - Wikipedia

 

モチベート材としての超自習法

 

学習法構築オタクとしては気になっていたこちらの本を読みました。 

 

呼んで心に残った内容を以下にメモしていこうと思います。

学習法構築オタクとして読み始めはスタートしたのですが、本書でグッと来たのは手法論ではなく、個別ケースとして紹介されていたULTRA LEARNERたちの在り方でした。

なのでmethodsの方ではなく、ULTRA LEARNERたちのepisodesを中心に残していきたいと思います。主な用途としては自分の励まし用ですねー、とてもモチベートされます。

 

 

3ヵ月で外国語をマスター

初日から話し始める、見知らぬ人に話しかけるのを恐れない、話し始めるのに会話表現集を活用する、正式な学習は後回しにする

 

スタデューバレーをたった一人で5年かけて開発したバロン

自分がなぜこれを好きなのか?嫌いなのか?ほかの作品を見るときに問いかける

色が退屈でつまらない→色の理論を調べ、他のアーティストの色の使い方を研究

音楽も一から自作

ゲーム開発の間の5年、コンピュータプログラマとして就職することを避けた、重要なことに関わりたくなかった、ゲーム開発にベストを尽くしたかった(めちゃくちゃこの感覚には共感できる)。代わりに劇場の案内係として働き、ゲーム開発の邪魔をしないように最低限働いた

 

ファイマン - 学習への根本的で大切な姿勢

原理原則を知っていること、それを応用して問いを解くことに慣れていること、基礎知識を駆使してアタリをつけることなど、大切な概念を再確認させてくれるエピソード満載!

1729.03の立方根

  • 1立法フィートは1728立法センチインチ→答えは12よりほんの少し大きい
  • 過剰分の1.03は1728のおよそ2000分の1
  • 微積分、小さな分数の場合、立方根の過剰は過剰数の3分の1になる
  • 1/1728を計算し、その答えを4倍すれば答えになる

錠前破り

  • 鍵が開いているときにダイヤルをいじることで、最後の2つの数字がわかることに気づいていた
  • あとは残りの数字をしらみつぶしに調べて特定する

物理学の方程式イメージ

  • 方程式に単に従うのではなく、方程式が説明する状況をイメージする
  • 情報が追加された場合は、イメージに追加して検証する
  • 他人から定理の条件を教わると、すべての条件に合うイメージを描く

「バカな」質問をたくさんする

陰極はプラス?マイナス?陰イオンの向きはこっちか?

 

個性豊かな事例を添えて基礎概念を紹介してくれる文化人類学入門書

 

最近、物語を考えているときに、「そもそも文化とはなんだろう?どうやってできていくもの?どんな文化があるんだろう?」という疑問に行き着きました。というか、創作をやりたいのも、根本にはこのトピックへの好奇心があったりします。

そこらへんの領域はまったくの無知で、ジャンル名からわからずググったりした結果、とりあえずこれは文化人類学だろうと。そして入門書を何冊か漁って、一番ハマったのがこちらの本。

文化人類学の概念の紹介に様々な民族の文化を紹介していて読み物として非常に楽しいのと同時に、なんだろう、常識は常識ではないのだなと安心させてくれる。

文化人類学入門(増補改訂版) (中公新書)
 

 

以下は個人的メモ。興味を持った部分を中心に、以下の項目を意識している

  • 今後の興味を深ぼるための基礎知識
  • 文化の構成要素、発生要因
  • 文化の具体例ストック

 

 

文化の伝播

民話、神話、伝説の定義

  • 民話: 語る人も聞く人も実際にあったと信じてない。動物が言葉を話したり、起こった時も場所もはっきりしてない。いわゆる「むかしむかし、あるところに」
  • 伝説: 場所人名年代がはっきりしてる、実際にあった前提のもの
  • 神話: ずっとずっと昔の神様の物語。半信半疑で受け止める。神様の時代なら可能かもという気持ちと、聖なることについて詮索するタブー感から。

母の死後英雄が死体から生まれる話は太平洋を囲む地域だけ

日本人になじみがあるのは赤ちゃんを幽霊の女が育てて、その子が母親の仇を打つという、小夜の夜泣石

平家の落ち武者が逃げ延びてできた平家村が全国に132ヶ所

実際よりも多すぎる。これも伝播したストーリー

 

狩猟採集民族 - 狩猟の規模で変化、格差のない生活

狩猟民族でも狩猟の規模で生活形態が大きく違う。大抵は植物性食料のほうが大きな比重。気候の変動などで野牛やトナカイが出てこないとすぐに食糧難。一族全てが餓死する場合もある。一定の土地範囲内で特定集団(バンドまたはホルド)が移動。集団内の貧富の差、階級の差がなく、首長も権力があるわけではない。

貴重な動物タンパクのイナゴ狩り - 砂漠の大盆地地帯

アメリネヴァダ州砂漠の大盆地地帯に住むパイユート、ジョシュニ、ユートなどのインディアン

パイユート・インディアン | ラスベガス全集 米国ラスベガス写真家 Ken Kanazawa 

パイユート・インディアン

女が種子、果実、球根類を100種類以上採集。主食マツの種子、すり潰しペーストにして煮て食べる。ユリなどの球根は先を尖らせた木の棒で採集。食生活の6割が植物性。

男は狩猟でシカ、カモシカ、ウサギ狩る。

最も特徴的なイナゴ狩り、女も子供も参加してたくさんつかまえ、煮たり焼いたりして食べる、すり潰して貯蔵、大きな動物がいないなかの貴重な動物蛋白

野牛中心の生活 - 北米大平原地帯

北米インディアン、ミシシッピ州からロッキー山脈にわたりワイオミングやダコタ等の州にまたがる大平原地帯に住むスー、シャイアン、コマンチなどの諸族を含む平原インディアン

スー族 - Wikipedia

野牛(バッファロー、バイソンとも言う)の群れを馬に乗った大勢の勢子が包囲しておいつめ、一斉に射殺する集団猟。

野牛の皮で円錐型の大きなテント(ティピ)、衣服やくつ。矢じりなど道具は野牛の骨、食器は角。野牛の肉が重要な食料。球根、木の実、イチゴ類をすこしは採集するが主食は獣肉。

(ここへ白人開拓民の侵入で野牛が姿を消し、抗争へ)

ナマ肉 - 北極圏のエスキモー

エスキモーの街 コッツビュー | アメリカ 旅行 観光 情報サイト|Link-USA

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平原インディアンよりも狩猟の占める割合が大きい。アザラシ、クマ。カヌーに乗ってクジラを追い魚も取る。ツンドラ(凍土)のイチゴ類をほんの少し取るだけ、大部分は動物肉。ナマで食べることで肉のビタミンCが壊れず、植物性の食べ物が少なくとも大丈夫だった。

 

農耕と牧畜

農耕の中でも穀物農耕が文明の出発点

根菜農耕と穀物農耕がある。

穀物農耕の方が収穫がはるかに安定している。根菜はすぐ腐るが、穀物は運搬、貯蔵が可能で、結果分業化が起こり農耕以外に従事するもの、都市の発生。穀物は収穫期があ

り、実りを祈る儀礼や僧侶の発生。

牧畜の分類 - 放牧、移牧、定住

  • 放牧: 動物と共に人間が移動し続ける、無文字文化はほとんどこれ
  • 移牧: 平地の家畜を夏は高山の牧場、冬は山から降りる
  • 定住的牧畜

 

クラ - 無文字社会の経済活動で最も基本的な交換

ニューギニアに近いトリブリアンド諸島および周辺島々にて儀礼的贈物の交換=クラと呼称

時計回りにソウラヴァ、反時計回りにムワリ

トリブリアンド諸島、アンフレッド諸島その他広範囲にわたる慣習や言語の異なる住民の住む島々を一つの環とし、時計回りにソウラヴァ(赤い貝で作った首飾り)、反時計回りにムワリ(白い貝の腕輪)

男だけが参加、地衣によっていろいろだが2人〜200人に及ぶことも。1、2年所有してから隣の地域に渡す、交換に反対の品物を受け取る、いつまでも回り続ける。

交易、名声、集団作業

交換に加え、相手が望む品物も与え、様々な交易も行う。

立派な贈物を早く与えることで富を象徴し名声を得られる。クラの交換相手との厳密な関係。集団で航海、そのためのカヌー作りによって集団関係構築

 

衣服

機能主義(保温、体の保護のため)

南米南端フェゴ島のオナ族、真夏にも雪が降る極寒の中グァナコ(野生のラマ)の毛皮を身にまとうだけ、しかも毛のない冷たい面を内側に。真夏のネクタイ、スーツもまたしかり。つまり機能だけではない。

装飾、異性へのアピール

普段は裸体でも、若い男女が集まる舞踊のときはわざわざ衣服をつける。

身分の強調

南米アマゾンのカマユラ族、祈祷師に作業用シャツを与えると、猛暑の昼間はシャツを着て村を歩き回り、冷気が流れる夜はシャツは着て歩かない。祈祷師としての地位のシンボルとしてのシャツに

羞恥心から衣服ではなく衣服から羞恥心がうまれる

隠してる部分が恥ずかしい。和服時代の日本女性はふくらはぎを見せるのははしたなく、戦前の中国女性は纏足を見せるのを最も恥ずかしがる

 

言語の系統

語族

世界史をやっていることもあり興味のある話題。気になる語族だけピック

インド・ヨーロッパ語族 - ケルトゲルマンアーリアヒッタイトなど

語族として最大。ゲルマン人アーリア人ヒッタイト

インド・イラン語派、スラヴ語派、ギリシア語派、イタリック語派、ケルト語派、ゲルマン語派

ドラヴィダ語族

南インドで話される諸語

アフリカ・アジア語族 - ハム・セム語の改訂版

セム語系といわれてたアラビア語ヘブライ語。ハム語系と言われてた古代エジプトベルベル語など。ハム・セム語族と言われていたが、ハム語系にそこまで相互関係が近くないことがわかり、アフリカ・アジア語族と呼ばれるように

コイサン語族 - ホッテントット語から命名

アフリカ南西部のホッテントット語とブッシュマン語。ホッテントット語で自分たちのことを「ひとびと」の意味で「コイン」と呼び、ホッテントット語でブッシュマンのことを「サン」と呼ぶことから

 

サピア・ウォーフの仮説

言語の型が民族の思考様式や感じ方を強く規定している

という仮説。

対象の形状によって動詞が11種類変化

アメリカのニューメキシコ州のナヴァホ・インディアン、「それを私に渡してください」のとき、渡すものが「曲げやすい」か「長くて曲げにくい」など形状によって動詞が11種類変化する。事物の形状に特別注意を払うのでは?

ナヴァホの子をナヴァホ語を話す群と英語を主に話す群に分け、積み木を見せて同じ積み木を取り上げるよう指示すると、英語の子は色の似た積み木を、ナヴァホ語の子は形の似ている積み木を。

(ただしアメリカの大都市の白人の子も形の似ているものをえらんだので、言語だけではなさそう)

 

婚姻

一夫多妻制

要因、出生率と死亡率

どんな人種でも男女の出生率は一対一

女性の方が男性より若く結婚する傾向、無文字社会では男子25、女子15とか。そして無文字社会では15-25の間に死亡するケースが多く、適齢期の女性<適齢期の男性の構図となり、多妻制の要因の一つ

ただしある程度上回る程度、数倍に達することはほとんどなく、一夫多妻制社会でも経済的上位者や王侯貴族などごく一部に限られるのがふつう。

バガンダ族の男子殺し

アフリカのウガンダに住むバガンダ族は農耕民だが、19世紀末までは、一般の人々でも平均2人〜5人、酋長では数十名の妻。男の子が生まれると直後に殺してしまう風習(間引き)が酋長の家系にある。次男以降、酋長の地位の後継者争いを防ぐため。いけにえとして殺される男や、隣族とのたえまない戦争で男子人口が著しく減り、女子の3分の1ほど。

 

多妻制の権力構造 - 正妻が薦める

妻の方から農耕その他の作業を分担する共同者として、第二、第三の妻を娶るよう夫にすすめる。アメリカにキリスト教が入って、一部で多妻制が廃止されそうになったとき、もっとも強く反対したのは正妻たち

正妻以外の妻の地位は正妻にくらべてずっと低い。

夫の権力が極めて大きく、妻の自由は少ない。妻の評価は農耕作業、家事の能力で決められる

 

一妻多夫制

兄弟同士で共有 - 移動性に富む生活

ヒマラヤのチベット人、適齢期の兄弟がいる場合はかならず兄弟同士で妻を共有する。固定化されてなく、兄が別の家に妻を連れて出ていき、弟が新たに妻を娶り一夫一妻に移ることも。

放牧、隊商生活など非常に移動性に富む生活が要因

適齢期複数人で妻を共有

南インドのトーダ族、適齢期の年齢組のメンバー数名で1人の妻を共有することも。違う村に住んでいるときは妻が1ヶ月交代で回る。子供が生まれたら、父を決めるのは相互の協議。兄弟で共有の場合は長子から第3子くらいまでが長兄が父

ペキオ(第二の夫)とペキオ(第二の妻)

ポリネシアのマーケサス島、かつて一妻多夫制のときも。酋長は結婚すると妻の恋人を屋敷に住まわせ、その恋人に仕える他の男も住まわせる。すべてペキオ(第二の夫)と呼ぶ。酋長の方も第二の妻を持ち、こちらもペキオ(第二の妻)と読んだ。

 

母系制における人間関係 - オジとオイの接近

母系制、つまり出自(財産、地位の継承)が母親の線をたどる場合、父親が持つ特定の地位や技能(父親が呪術師であるとき、その唱え方など)や父特有の財産(狩猟用具など)はどこに継承されるのか問題

 母系制の場合、すべて女性を通じてないといけないため、父親の姉妹のムスコ(つまりオイ)へ伝えられる。

実の息子より、オイと親密に。子供から見れば、父親よりも母方のオジとの関係が密接になる。頻繁に父親はオイの家に出入りして暮らす。実の息子はまた、妻の兄弟が頻繁に出入りし、シツケなども請け負う。

父親の権力が強くなく、兄弟姉妹間の結合の方が夫婦間の結合より強くなる

 

レヴィレート婚とソロレート婚 - 逆縁婚

夫が死んだ後にその妻が夫の兄弟と再婚する兄弟逆縁婚をレヴィレート婚、

妻の死後、その夫が妻の姉妹と再婚する姉妹逆縁婚をソロレート婚。

多くの場合は優先ないし義務付けられている

 

冗談関係と忌避

日本語にすると奇妙な用語

冗談関係、妻の姉妹、もしくは夫の兄弟と会ったときは、かならず互いに冗談、とくに性に関する冗談を言って相手をからかわなければならない風習。逆縁婚があるところ。結婚の可能性の強い異性同士を接近させるものでは?

忌避、夫とその妻の両親は互いに出会っても絶対に口を聞いてはいけない、顔をそむけ合わねばならない。尊敬しあうべき関係でありながら、損なわれやすい間柄なので、はじめから距離をおいて接するように作られたのでは?

 

位牌婚、冥婚、幽霊婚

革命前の中国、婚姻は祖先祭祀を実行する男の子をうむこと、家族労働力を保持するためのもの。

現在の台湾、未婚のまま亡くなった女性のために、その家族はほかの男性を探してきて、位牌婚を行わせる。この男は他の生きている女性と結婚し、その息子の一人は位牌婚の妻の男の子として、亡き女を祭る役になる

アフリカのナイル河上流地域に住むヌエル族、未婚のまま亡くなった男性のために親戚は正式な手続きをふんで嫁をむかえる。他の生きている男性と結婚しうまれた子供は亡き男を法的父親とし、財産の相続など各種義務と権利を受け継ぐ、冥婚、幽霊婚

 

宗教

トーテミズム

ある地域に寄り集まって暮らし、財産を共有する場合が少なくなく、連帯感が強く、相互に助け合う氏族のような集団。祖先崇拝、祖先に関する共通の神話、祖先が動物である信仰を持ち、その動物を殺したり食べたりすることがタブー

 

アニミズム

霊魂の存在に対する信仰、全てに霊魂が宿る、気象、天文的現象にも

 

ポリネシアのマナ

目に見えない、生物無生物天然現象すべてに存在する、電気のごとくひとつの個体から他の個体へ流れゆく。マナがあるから早く走るカヌー、マナのおかげで実り、マナのおかげで成功する

北米のアルゴンキン・インディアンではマニトウ「偉大な力」

 

宗教と呪術の違い

宗教: 祈りなどを通じて超自然の力に援助を求める、懇願、畏怖の念

呪術: 慣習に基づく様々な方法、呪文で超自然を支配操作する、支配の気持ち

 

模倣呪術、類感呪術

期待することを真似たことをすると効果

呪いの藁人形、雨乞いの太鼓など

 

感染呪術接触呪術

相手と接触したことのある事物へ何か仕掛ける

髪、爪、衣服、足跡など

 

邪術 - 全てが呪術なしでは進まないメラネシアのドブ島

邪術が恐ろしく頻繁に行われている『ドブ島の邪術師たち』

すべてのことが呪術なしでは進まない。ヤムイモ、自分の家系にひそかに伝えられた呪文がないと上手く育たず、果樹に呪文をかけねば泥棒を防げず、風も吹かない

オセアニアの島々ではヤム芋の収穫が派手な行事、ドブ島は隣人に絶対に見られないように家ごとにひっそり。もし豊作なら妬まれて邪術をかけられ、殺されたり病気になる

他人を傷つけたいときはすぐ邪術。通る道にこっそり落としたり、触れた蔓草に呪文を吹き込んだり、病気にさせようとしたり。

親しければ親しいほど効果が大きくなるので、表面的には親しく振る舞う。夫婦の場合まず疑われるのは配偶者なので、悲しそうに振る舞う。対抗するための白呪術もたくさんある

 

アザンテ族の妖術 - 本人の知らぬうちに

アフリカのアザンテ族。

邪術は意図的にまじないを行うもの、妖術は術者自身は気付かずに心霊作用で他人に害を与えている

 

優秀な新参者に対する恐怖

黒の家筋

島根、高知、大分諸県にて

キツネ持ち、犬神筋などと言われ、相手に憑かせることができるとひそかに噂される。最古の家々でもなく、もっとも新しいものでもなく、第2期くらいに入村して成功し、古い家々を凌駕しようとした家系

他の家は白の家筋

 

群馬県一部のサンリンボー信仰

「あそこの家はサンリンボーを信じている」と村の人が噂する。三隣亡の日に近所に振る舞いをするのですぐわかると言われている。普段は人一倍ケチなのにその日に限って近所にご馳走を振る舞うが、それを食べると財産をすべて奪われる。本人はサンリンボーと呼ばれてることを知らない。

 

ポトラッチ - 出世のためのギフトコンテスト

北米の北西部・太平洋沿岸地方に住むクワキゥトゥル・インディアン

貨幣の役割、チルカットという毛布製のマントおよび銅の板、これらの品を蓄積しておき、自分と同じ階級に属するものを呼んで宴を開き、その席上でチルカットや銅板を相手に贈る、受けた相手は近日中にその二倍の量をお返しで与えることができればおあいこ、できなければ敗北。相手を次々と敗北させていけば名声が上昇し、上の階級にいける。社会の中で上昇していくための手段としてのギフト・コンテスト

 

サモアに存在しない思春期

ミードの著書「サモアの思春期」にて

サモアの人々には「青年期の危機」、つまり思春期だの中二病だのがない。

子供の時から大家族制の中で育てられ、だれにも人見知りしない癖、多くの人に浅く広く愛情を向けるようになっている、子供の時から性のことを隠されずに育っているため、思春期になって急に性について知らされてもショックがない、価値観の体系がひとつしかないため、どのような生き方をすべきかなどの悩みが無い、などの指摘

 

男女の性格と育て方

「三つの未開社会における性と気質」同じくミードの著作

男女の性格は育て方によって決まると主張。後年は遺伝的要素も一定あると認めつつ、先天的かと思われたのが後天的な要素だったと判明することはよくある。

アラペシュ族 - 全員がいわゆるな女性的

狩猟農耕を行っているが、男女とも温和で物静か、他人と争ってはいけないと子供の時から教えられ、特に他人と競争することを非常に嫌う。特に男に顕著な傾向、こうした特質が育て方に関連していると発見

育児が過保護的、あまり厳しくすると子供によくないと信じられている、子供が転んだら見ず知らずの人でもすぐ起こしてやる、子供のほうは自分で起きようとはしない。特に男の子の育て方において著しい、15歳くらいまでは癇癪を起したり泣いたりしても仕方がない、叱られもせずほしいものがもらえなければ地面にひっくり返って泣きわめく。一人前の男性になっても他人と言い争うとすぐに泣きだす。

チャンブリ族 - 一般とは異なる男女逆転

主たる生業の漁業を女性がやっている、男はヤシの葉でかごを編んだりといった手芸仕事を家の中で行っている。男はつねに劣等感を持ち、大変傷つけられやすい。

いわば通常とは男女の性格が逆になっている

 

文化変容

ハワイのムウムウ - 好転例

ポリネシアのハワイにアメリカの宣教師たちが初めて訪れたのが1820年、当時ハワイの住民は男女ともに上半身裸、これに衣服を強制的に着せることをまず手始めにやった。女性には船に積んできてあった布地でワンピースを大量生産、住民一人一人の体に合わせて裁断する手間はかけられず、だれにでもあうように、ぶかぶかのズンドウ型衣服を考案して一斉に配った。これが幸いにハワイの気候によくあったので受け入れられ、ハワイのムウムウの起源となった

アマゾン河流域奥地のシャバンテス族 - 悪化例

は男女とも全くの全裸だったが、第二次世界大戦後、1940年代の末にカトリックの宣教師たちが、これまた強制的に洋服を着せることに。高温多湿の気候の中で洋服を着ることに慣れていないため、皮膚病が一時蔓延、さらに、従来は酋長や身分ごとに裸にさまざまな装飾をつけるのが重要な身分の象徴だったのが、いっせいに同じような服を着ることになって、象徴体系が崩れ去った。伝統的な社会関係、価値意識が大きく崩壊

 

相対主義 VS 絶対主義 - すべての文化は評価せず尊重すべきか(無益な殺生も?)

相対主義、すべての文化はそれぞれ固有の価値を持っているのである、これを外部から批判したり評価することはできず、それぞれの慣習をそのまま尊重すべき

では、首狩りを伝統とする種族に対しては?そのまま首狩りを尊重すべきなのか、人類学者として、無益な殺生をなくすよう助言してはいけないのか

つまり、全世界に共通とした善悪の判断基準があるか否かの問題

ちなみに多くの人類学者はすべてを相対主義的にだけ見る立場には批判的

 

エスキモーへの文化変容 - 良い面も悪い面も

アラスカ北極圏に住むエスキモー、ツンドラの奥地でも発電機による電気で全戸テレビがみられるように、子供たちはテレビに釘付けになり、家庭内の対話が減る、家と家の付き合いがなくなる、などの社会を変えていく。必須の交通機関だった犬そりは次第に姿を消し、ガソリン・エンジンで動くそり付きスクーター、スノーモービルが代替してしまった。速度や行動範囲が犬そりよりも優れていて、狩猟の獲物の量も急増した代わりに、ガソリン代は高くかかるように。そのために現金収入が相当ないとやっていけない、そしてだれもが町へ工場労働者として出稼ぎにいくようになった。ますます都会化していく生活、消費も増える。

 

文化変容への反動

ゴースト・ダンス - 祖先も野牛も戻り、白人は死滅するのだ

1889年1月、ネヴァダ州に住むパイユート族の一人の予言者が、ある日突然神のお告げを聞いた

「インディアンのだれもが昔から理想としていた世界はもうまもなくこの大地の上に実現する。そしてすでに死んであの世に行っていた祖先たちもすべて生き返り、また野牛も昔とおなじように草原に満ち満ちるのであって、白人はすべて死滅してしまう。そして無我夢中で踊りつづけさえすれば、そのインディアンだけはみな生き残って幸福な世界を迎えることができるのだ」

しらせはたちまちネヴァダ州を超えて大平原地帯の平原インディアンに爆発的に広がった。大勢のインディアンが男女互いに手を取り合い、輪を作り歌いながら踊り続けた。

1890年12月29日サウス・ダコタ州のウーンデット・ニーという名の地にスー族がたくさん集まってただ踊りに酔いしれているとき、何か危険な暴動が起ころうとしていると勘違いした白人は軍隊を出動させて突然一斉射撃をした。

歳月が過ぎ去って後の1972年、アメリカ・インディアン運動急進派の青年たちは、ウーンデット・ニーを突如として武器で襲い、この村に住む白人たちを人質に政府に対するプロテストを行った

 

ヴァイララ狂信 - 白人は消え、先祖が白人の便利グッズを持って帰ってくる

ニューギニアのパプア湾にあるヴァイララ河の河口付近で発生したもの

ある日突然に得た神のお告げ。「亡くなった先祖の霊がもうすぐ、あの世から白人たちの便利な品物をたくさんつんだ汽船にのって帰ってくる。その時白人たちはすべてこの地から追い払われ、この世には大きな変化が起こる。だからわれわれはそのときにそなえ、いつでも祖先を迎えることができるよう、祭壇を作って食物を備え、祭りの準備をしなければならないのだ」

もし飛行機で飛んできても降りる場所がわからなくては大変だと、すぐ着陸できるように奥地のジャングルを切り開いたり、大きな模型の飛行機を地面において空からすぐ見つけられるように。ニューギニアのポート・モレスビーとオーストラリアを結ぶ定期航空路に沿った地域において主に発生。飛行機を不思議な力を持った、魅力的な存在として目に映ったのでは

 

認識人類学の研究例

エチオピア牧畜民ボディ族 - ウシの分類に特化

モロコシなどの焼畑農業も行うが、主なのはウシ・ヤギを中心とする牧畜、ウシ一頭一頭をはっきり認知識別ができる、性別、生育の段階、角の形もあるが何よりもそのウシの色彩と模様で見分ける

紋様の認知の仕方、ウシの模様として現れる可能性のあるすべての幾何学模様にすべて名前がついている。ボディ族の子どもはさまざまな形や色の小石を使いら色彩名称と幾何学模様の名称を習得、これによってウシの分類に熟知。幾何学模様の分類方法はウシだけでなく全てに適用されている。ウシの模様がすべての中心。ウシの模様として現れることのないような幾何学模様に関しては名称もなく、認知・分類は全くできない、というより関心が全くない

 

創作に関する日々の気付き

日常の気づきをブログに整理していくことにしました。詳しくはこちら。

yuhizer0.hatenablog.com

 

このページではその中でも、創作に関する日々の気付きについて書いていきたいと思います。

 

物事全般への向き合い方はこちら。

yuhizer0.hatenablog.com

 

具体的にどういう行動習慣を積み重ねていくかについてはこちらの記事。

yuhizer0.hatenablog.com

 

 

共通姿勢

ロバート・マッキー『ストーリー』の原理原則をおさえる

yuhizer0.hatenablog.com

 

一気に作らず小さく試す - プロトタイプの発想

物語のプロトタイプテストの実行方法を考えていきたい。いろんな1話を公開する?とか

3つのプロトタイプの話が参考になりそう

なぜ、人間はストーリーを重視してしまうのか? | マーケット感覚を身につけよう | ダイヤモンド・オンライン

1つ目は、ファンクショナルプロトタイプ。これは、デザインはどうでもよくて、動くことを見せられればいい。2つ目はデザインプロトタイプ。こちらは逆に、動かなくていいから、だいたいこんな形と質感、重みで、こんなUIになっていますということを見せる。3つ目は、コンテクスチュアルプロトタイプ。これはもう、プロモーションビデオとかフェイクでつくったカタログとか、世界観を伝えるもの。この3つをバラバラにつくれば、試作品よりもさらにコストがかかりません。かつ、全体のイメージが正確に伝わります

でも、気をつけるべきなのは、この3つを中途半端に混ぜないことです

 混ぜると妥協が増えるんです。エラーが起きてアプリケーションが止まったりして。デザインも中途半端に。時間もコストも跳ね上がってくる。それを意思決定者にプレゼンするとショボいと思われてしまう。機能は機能で別にすればしっかり動き、機能は無視してデザインをすれば見た目リアルになるのに。そこで判断されると大きなオポチュニティロスになります

 

まず書いてみる。必ず行き詰まるので、そこから構想、調査を行う

題材を決めたあとの話。要件を固めるには書いて当たって砕けるしかない。

考えて書いて、また考えて煮詰まって調査取材して、考えて書いて、の繰り返し。

 

朝ネームや執筆、昼夜構想が捗る

 

ストーリー分析用作品は創作中ストーリーと共通項が多い名作を選ぶのが◎

ひと区切りの長さ、ジャンル、テイスト、キャラクタータイプなど

 

物語に浸りながら作る。思いっきり楽しんで、ハラハラして、悲しんで。体験をトレースする

3月のライオンを見ててわかる。これは描いてる人もものすごく楽しんでる。そして苦しいときは思いっきり悩んで。

 

構想手法

ネタに詰まったら開発譚や成功譚などエピソードに浸る

小川一水執筆手法がスキ。その1。

しかしネタに詰まる都度図書館に行って、技術関係の開発譚や成功譚や宇宙の本をごっそり抱えて来て、読みふけったりしてましたね。

インタビュー最終回。ファン&作家志望者必読!小川先生が明かす「創作の秘訣」と、「今後の作品構想」とは!?|小川一水先生|歴代受賞者インタビュー|JUMP j BOOKS|集英社

 

小説関連のオフ会に行こう。口を動かしてしゃべると話が転がる。

小川一水執筆手法その3。ソースは同上。

もうひとつは友達です。口を動かしてしゃべると、ネットで議論するのとは違う脳の部分が動いて、話が転がります。小説関係のオフ会出ましょう。恋人を作るよりは簡単なはずです。がんばれ。

 

調査手法

執筆前の情報収集はインスピレーションのため

細かいところではなく好奇心が疼くところをベースにアイデアのためによむ。ドラフト後は細部に説得力を出すために深く読む。

 

作品世界の肌感覚構築は、図鑑や実地調査など五感情報が多めのものを 

 知識を正確につかむというよりは、体験を感覚に刻むイメージ

 

テキストベースの調査は、違和感を持たせない、魅力的な世界描写のために

すべては物語に入り込ませるために

 

旅をすること、深く学ぶことは、独創的な物語を考えるのに必須

ユニークさとは何かと思ったら、特異な体験と、特異な感じ方だから。その場では急には身につけられないものだから、普段から大切さを噛み締めておく。

 

画面の中ではなく、現実世界を肉眼でみて、体感し、観察する

宮崎駿監督がよく言っていること。情報量が全然違うし、身体に残る記憶量も全然違う 

 

物語構造 

全てのシーンがクライマックスに繋がっているべき。

もう一度見返したくなる作品になるくらいに。

タッチとかはまさに

 

面白いストーリーはマジシャンと同じ。目の前で起きてることに気を取らせて、伏線を潜ませ、不意をつく

伏線よりも、まずは目の前のシーンに集中させるのが大切ってこと。

 

面白い作品は、あらすじを読んで「面白そう」となる

歴史に残るライトノベルのタイトルや紹介文を読むと、それだけで特別で面白そうに感じるものばかり 

 

初登場の登場人物でもすぐに「この人はこういう人間だ」とわかるように

PLUTOを最近読んでいて、下記のような指摘に「た、たしかに…」と唸った。

だからこそ、浦沢さんのマンガには読む上でのストレスがまったくないんだと思うんです。「このキャラ、誰だったっけ」とか「この吹き出しは誰のセリフだろう」といった混乱が一切起きないコマ割りや構図で描かれているからこそ、複雑な物語を展開できる。 

初登場のキャラでもたった1、2ページ読んだだけで、「このキャラはこういう人間だ」と分かったりするじゃないですか。

あさドラ!、あさひなぐ担当・オイカワさんが語る好きを追うべき理由 | アル

 

 

細かいテクニック 

開始時点の主人公を取り巻く状況で、その作品の雰囲気は大きく規定される

3月のライオンは救いが見え始めているところからスタートしている。三姉妹とも出会っていて、家から逃げていて、味方の先生もいて、泊まりに来てくれる二階堂がいる。だから基本は明るさに翻弄されて、でもそこに乗り切れない闇が垣間見える雰囲気になる。

 

 

 

ある大きな真実を知る人と知らない人がいることで物語が動いていく

西の善き魔女のフィリエルの血筋など

 

アイテムで血縁、精神的つながりを暗示

形あるものはやはり目に見えてわかりやすい、刻まれやすい。西の善き魔女のエディリーンの首飾り、ルーンのメガネなど。

 

どうしようもないダメ人間が、そうなるきっかけは誰かのためだったというのはグッとくる

何にも本気を出さないことの始まりは、弟のためだったという、兄貴っぷりが不器用すぎるタッチとか。ワンピースのウソップが嘘をつき始めたきっかけとか。

 

危ないところを助けてあげても結局イケメンにみんな惹かれるみたいな、現実の真理が描かれるのスキ

タッチとかまさにコレ

 

観客体験

目線の移動(文字を追う)を無くすだけで文字を読む負担がものすごく減る

たしかになろうとかが読みやすいのも手でスクロールするからだし、ゲームでは文字が出てきてくれるのが読みやすさを感じる

 

1冊読み終わるのに時間がかかるのは小説のマイナス面になりつつある

オススメされても「いつか読んでみたいなあ」で終わる。良書が多すぎて、でも読みきれない。マンガはおすすめされたらすぐに読み始められる。友人との会話で気付いたこと。

 

ループものの強みは、何度も同じシーンを繰り返し、けれども差異を設けることで勉強と同じ快感を得られること

問題がスイスイ解けると楽しいアレ。予想と答え合わせができて、そこにギャップも設けられる。

 

初めは全然報われなくてつまらないけどその後にカタルシスが待っていると思うから頑張って読む、は小説読むのに慣れてる人の感覚。一般の人には正直キツイ

体験したことがない人にはわからない。勉強の学習曲線と一緒。

展開が早いシンプルな児童書西の善き魔女ですら、3月のライオンより3倍長い。これは大きなネックかもしれない。話の進み具合(起承転結の塊)と体感時間もやはり比例して長い。冒頭から先への期待を畳み掛けるとか、すぐに入り込めるストーリーじゃないと離脱する可能性が高い。

 

国語学習してると活字よりも漫画、動画が好まれる感覚がわかる

その言語に相当慣れないと活字がズラッと並んでいるとキツく感じるし、逆に字幕付き動画とかは日本語で見るよりも脳への刺激が多く楽しく感じる。活字に慣れてない人たちの感覚っていうのはこういうものなのかもしれない。

 

ゲームは物凄く費用対効果の高いエンタメかもしれない

何時間、何十時間も遊べて1万円かからない。漫画で同じだけの時間を消費しようと思うととてつもない金額になると思う。

 

劇みたいなゲーム表現ができると楽しそう

インタラクティブに、劇場をキャラが動き物語が進む